心の宇宙に・・・
今、あなたに伝えたい言葉・・・
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「美人の日本語」 山下景子 著(幻冬舎)
一日一語、口にするだけで
心が綺麗になる
一年365日の言葉より
1月 5日の言葉は・・・
~小さな花に託した、たくさんの思い~
元日草、朔日草とも呼ばれます。まさにお正月の花です。
南天と合わせて寄せ植えにされるのは「難を転じて福となす」という語呂合わせだそうです。
人生には、「五福」といって、五つの福があるとされてきました。
長寿(寿命が長いこと)、富貴(財産に不自由なく、その地位が尊ばれていること)康寧(身体は健康、心は安定して穏やかなこと)好徳(好んで徳を積むことができること)善終(臨終を迎えるときに、心残りなく、安心して現世を離れることができること)です。
そして、「寿」には、それらの福を言葉で祝う意味があります。
花の少ない一月という時期に、鮮やかな黄金色の花を咲かせてくれるのが福寿草、そんな小さな花に人々はたくさんの思いを託したのでしょう。
と記されています・・・。
<福寿草>
元日草、朔日草、歳旦華、報春花、歳菊、側金盞花……選びに選んだような、正に目出度さ満開の異名たちです。旧暦にてらすと 丁度正月を迎えるかのように咲く福寿草は、新年の季語、植物の部類では先頭を 飾る花です。
もう少しすると、日当たりの良い土手や林に小さい茎芽が顔を覗かせます。百合の蕾を太らせたような、ぷっくりした茎は何重もの鞘を纏い、花芽を守って います。その鞘が日毎に少しずつ、少しずつほどけていきます。ほどけた鞘の 間からは人参や松葉独活のような細かな葉が茎に纏わりつきます。
花は茎頂にひとつ。春先に咲く花は温度にとても敏感ですが、福寿草もその例に 洩れず、大きいものも小さいものも、一斉に花を咲かせます。枯れ色に慣れた我々の目には、群れ咲く福寿草が冬の穏やかな陽のかけらを撒いたようにも見えます。
【人と重ねる】
福寿草に限ったことではありませんが、この花は太陽と共に花が開閉する植物のひとつです。福寿草が親しまれる理由のひとつはこの運動性にあるように思います。
ひたすら陽光を追い求める姿は人のそれと交錯します。麗らかな日中は小さい 花弁をいっぱいに開いて輝きを受け止め、また寒空が凍み通る暗い午後には 花弁を縮めてひたすら耐えているように見えます。ね、人と同じでしょう? 手にすっぽり入るくらいの植物が、凍風の吹く中を健気に耐えている姿は いじらしく思えてなりません。
【女神の花】
また、この花は春の先触れ役を務めます。冬の寒さに疲れた人間を癒し、春が 近いという希望を与えてくれます。実際にはまだまだ寒い時期なのですが、この 幸せな花を見ることによって、我々は春が間近いことを知るのです。 あらゆる野草に先駆けて咲く福寿草は、厳寒の地では殊更愛されました。アイヌ の言葉で福寿草を「クナウ・ノンノ」と言います。直訳すれば「クナウの花」。クナウとはアイヌの女神で大変美しい神様だったそうです。根雪を割るようにして芽生え、 花咲かせるこの花に、北の人はどんなに勇気づけられたことでしょう。どんなに愛したことでしょう。
【閑話抄】(たいら)さんより引用させていただきました。この黄金色の小さな花に、あなたの託す思いは・・・。
あまりたくさんの思いは、少し重いかもしれませんね^^;
1つだけ・・・、思いを託しましょうか・・・。PR
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