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心の宇宙に・・・ 今、あなたに伝えたい言葉・・・
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「美人の日本語」 山下景子 著(幻冬舎)
一日一語、口にするだけで
心が綺麗になる
一年365日の言葉より


9月 23日の言葉は・・・
 こぼれ萩 (こぼれはぎ)
    ~萩の花見~

hagisiro

昨日に引き続き、萩です!
今日は、白の花を!

 萩は、万葉集に最も多く詠まれた植物です。
 ~秋風は 涼しくなりぬ 馬並めて 
      いざ野に行かな 芽子(はぎ)が花見に~
    (「万葉集」よみ人しらず 注:「芽子」とは萩のこと)

この写真はご近所のお家のお庭に・・・。
今まで気づきませんでした^^;
ブログを始めるようになってから、
いろいろな花や物に目が行くようになりました^^


 萩の花見・・・・・・。今ではあまりしませんが、万葉人は萩が咲くのを楽しみにしていたようです。
 こぼれ萩は、散り落ちる萩の花を表した言葉ですが、こぼれんばかりに咲き誇る萩も、見事なものです。
 そして、桜が舞い散る様子を愛でるのと同じように、こぼれ散る萩の美しさを愛したのでしょう。
 よく髪にも飾ったそうです。
 どこか素朴な萩の花は、万葉人によく似合ったことでしょう。

hagisiro1

白い萩の花は、昨日の桃色の萩と違って、
二つ並んで咲いてはいませんでした^^;
ちょっと、寂しそうです・・・。

★萩こぼれ話?
  ご存知だとは思いますが・・・
  「ぼた餅」と「おはぎ」の違いについて書いてありましたので・・・。

あんこのおもちに「ぼたもち」と「おはぎ」が
あるが、じつは同じものです。
◆春のお彼岸 に供えるのは、春を代表する花の
「牡丹(ぼたん)」にちなんで
「牡丹餅」→「ぼたんもち」→「ぼたもち」と
呼ばれ、
◆秋のお彼岸 に供えるのは、
秋を代表する花の「萩」にちなんで
「萩餅」→「御萩餅」→「御萩(おはぎ)」と
呼ばれるようになった。

ここまでは知っておりましたが・・・。
それぞれには小豆(あずき)のあんこが
入っている。
(萩の花をあずきの粒々で表現したとのこと)。
あずきの粒は夏にできて、
秋の「おはぎ」の頃にはまだ柔らかいために
「おはぎ」は”つぶあん”にし、
冬を越え春になった「ぼたもち」のときには、
固くなった粒のままでは使えないので
粒をつぶして”こしあん”にする、
という習慣から、”つぶあん”と”こしあん”の
区別ができたらしい。

つぶあんとこしあんの区別までは知りませんでした^^;
だとすると、私は「ぼたもち」が好き^^
断然、こしあん派ですから!

」 山下景子 著(インデックス コミュニケーションズ)


9月
23日ごろ。

 秋分 (しゅうぶん)

~天界の花~

 「春分」と同じく、昼と夜の長さがほぼ同じ日です。
 太陽が真東から昇り、真西に沈むというのも「春分」と同じです。
 違うのは今日から日がだんだんと短くなっていくこと。
 もうひとつ、「春分」よりも「秋分」の方が、夏の名残のせいで
 平均気温で十度以上も高いのだそうです。



お彼岸ですね!
秋の彼岸といえば、この花でしょうか?
higannbana

・彼岸花(ひがんばな)科。
・学名 Lycoris radiata
Lycoris : ヒガンバナ属
radiata : 放射状の舌状花をもつ
Lycoris(リコリス)は、ギリシャ神話の海の女神
「Lycoris」の名前から採ったもの。
花がとても美しいことから。
・別名 「曼珠沙華」(まんじゅしゃげ)。
”天上の花”という意味。
おめでたい事が起こる兆しに、赤い花が天から
ふってくるという仏教の経典による。
葉のあるときには花はなく、
花のときには葉がない。 このことから
韓国では「サンチョ(相思華)」と呼ぶ。
「花は葉を思い、葉は花を思う」という意味から。



彼岸花・・・。
でも、その異称は、
「手腐」「幽霊花」「死人花」あまりいい異称ではありませんね^^;
でも、もう1つの異称
「曼珠沙華」こちらは梵語から、直訳すると「赤い花」だそうです。
「曼珠沙華」と聞けば・・・百恵ちゃんを連想しますね^^
そうそう、彼岸花を見たものは・・・
自ら悪業を離れるというのだそうですよ~!
見る機会がございましたら、ごゆっくりと・・・。

★秋分こぼれ話
赤道上の観測者から見ると、太陽は正午に天頂を通過する。北極点または南極点の観測者から見ると、秋分の太陽はちょうど地平線と重なるようにして動き、上ることも沈むこともない。のだそうですよ~~~!
赤道上も、北極も南極も行ったことはございません^^;
行きたいとすれば・・・南極でしょうか?


秋分・初候
9月
23日~27日
ごろ。

 雷乃収声 (カミナリスナワチコエヲオサム)

雷があまり鳴り響かなくなる時節ということです。
古代の人々は雷を神様が怒って大声を出したと思ったそうです。
「雷」の語源は「神鳴り」。ほかにも「鳴神」ともいいました。
 また、あの「ゴロゴロ」という音が、「はたた」と聞こえたそうで、
「はたた神」ともいいます。



雷・・・今年は多かったですね^^;
やはり、神様が怒っておいでなのでしょうね^^;
もう、あまり、怒らせないように・・・。

暑さ寒さも彼岸まで・・・。
本当に、過ごしやすい時節となりました。
でも、季節の変わり目には体調を崩しがちです。
お風邪などひかれませんように・・・。






    
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再確認しました
春は=ぼたもち・こしあん
秋は=おはぎ・つぶあん
ですね。
こしあんと粒あんの違いと思っておりましたが、
ぼたもちと聞くとイメージ的に粒あんを連想してややこしくなっていました。
ぼたもちがこしあんなのですね。
私もこしあん派ですわ^^

彼岸花は毒があると言われます。
昔は村の長だけが食用に転じる秘法を引き継いだとか・・・
皆が飢えに苦しむ時、食したそうです。
それが長の証でもあったのでしょうね。
「値打ちつけるなよ!」
などと言ってはいけないのですよね。
長、ですから・・・^^;

雪山童子 2006/09/24(Sun)01:50:31 編集
雪山童子様、こしあんです!
私は、こしあん派ですから、この時期は食べられないってことになりますね^^;
でも、最近は、ぼたもちもおはぎも混同されているようです^^;
やはり、ちゃんとそのものの歴史を把握したいです。
ブログを始めてから、いろいろなことを学びました。
でも、右から左へ抜けそうですので、耳栓が必要かも(^┰^;)ゞ

彼岸花、花の時には葉が無い、葉の時には花は咲かないのですよね^^;
【2006/10/05 19:49】
おはようございます
私はつぶあん派です。
どうもこしあんはサラサラしすぎて、苦手です。
でもこれも見事に好みが分かれますよね。

彼岸花は毒があるって昔祖母から散々言われていました。
だからあんなに赤いのかと、思ったものです。
mokora 2006/09/24(Sun)06:49:07 編集
あら、mokoraさんは・・・
つぶあん派ですか・・・。
私は、ザラザラ感が苦手かも^^;

彼岸花の赤は独特の赤ですよね!
赤は苦手な色ですが、この彼岸花の赤は好きです!
【2006/10/05 19:50】
わたしもこしあん
なるほど、つつぶあんとこしあんの違いがあったのですね。
わたしもこしあんが好きです。
彼岸花は、小さい頃に住んでいた家の近くに線路があって、今頃は線路脇にいっぱい咲いていました。
彼岸花と聞くと、今でも真っ先にその風景が思い出されます。
もうなくなってしまった風景ですが。
たるぼ 2006/09/24(Sun)10:03:58 編集
たるぼ様も・・・
おはぎは駄目ですね、私と一緒で牡丹餅ですね^^;

彼岸花、呉線の線路沿いに多く今も咲いていました!
でも、何故?って思いました・・・。
【2006/10/05 19:52】
無題
皆殺し派ですか^^半殺しも好きですが。
「あんこ」の話ですからね~。

もうすぐ白い彼岸花が咲きそうです。
また、写真Upしますね^^
カニコ 2006/09/25(Mon)00:17:48 編集
カニコさん、半殺しも好きかも^^;
驚いちゃった、皆殺しって見たときには(^┰^;)ゞ

白の彼岸花、綺麗でしたよ~!
【2006/10/05 21:09】
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